
リプロダクションは、逐次リピートとも呼ばれ、モデル音声をフレーズの意味単位でポーズをつけ、聞き取ったフレーズをポーズの箇所でできるだけ正確にリピートする練習です。徐々にリピートのフレーズの範囲を広げていき、文単位で、さらには文脈単位で再生していきます。
リピートするフレーズが長くなればなるほど、それだけ記憶への負荷が増えるので難しくなりますが、効果は絶大です。
この練習の目的は、「英語の型を正確に捉えること」です。なので、いわゆる文法力が身につきます。文法力といっても、一般的なもの、つまり、文法用語で説明してもらって理解するようなものではなく、音や形で直感的に判断できる、英語ネイティブと同じような感覚的な文法力が身につきます。
さらに、モデル音声とは違った言い回しを使って元の英文の意味内容と同じことを別の表現で言い換えるということも積極的に行ってください。